雄星 96球完封で「マダックス」達成、日本投手では4人目

[ 2019年8月19日 05:31 ]

ア・リーグ   マリナーズ7―0ブルージェイズ ( 2019年8月18日    トロント )

<ブルージェイズ・マリナーズ>メジャー初完封で5勝目を挙げた菊池(手前)はチームメートに祝福を受ける(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(28)がブルージェイズ打線を2安打無失点、8三振1四球に封じ、メジャー初完封勝利を挙げた。今季26度目の先発で、大きな5勝目(8敗)をつかんだ。

 日本投手の完封勝利は10人目で、27度目。最多は野茂英雄の9度。次いで黒田博樹が5度、田中将大が4度、伊良部秀輝と石井一久が2度ずつ記録。マック鈴木、大家友和、ダルビッシュ有、岩隈久志が1度ずつ達成している。

 球数わずか96球の省エネ投球だった。米国では100球以内の完封を、「精密機械」と呼ばれた通算355勝右腕になぞらえて「マダックス」と呼ぶ。マダックスを達成した日本投手は4人目。ドジャース・黒田が08年7月7日のブレーブス戦で91球、ヤンキース・田中が17年4月27日のレッドソックス戦で97球、ブルワーズ・大家が05年6月14日のデビルレイズ戦で98球で完封している。菊池の96球は黒田の91球に次ぐ少なさとなった。

 グレグ・マダックス投手は86~08年のメジャー23年間で通算355勝を挙げ、4度のサイ・ヤング賞に輝いた右腕。抜群の制球力で100球以下の完封を13度記録した。ブレーブス時代の97年7月22日カブス戦はわずか76球で1失点完投勝利。98年6月27日ブルージェイズ戦は102球ながら、1時間46分で9回完封勝利を挙げたことがある。

 日本投手の1年目の完封は、95年の野茂(3度)、08年の黒田(2度)、14年の田中(1度)に続き4人目となった。

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