ソフトB・椎野「闘う気持ち」で西武打線を3回パーフェクトリリーフ4勝目「良かったです」

[ 2019年8月19日 21:33 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1西武 ( 2019年8月19日    京セラD )

<ソ・西>ヒーローインタビューでガッツポーズの森と椎野(右) (撮影・奥 調)
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 ソフトバンクの2年目右腕・椎野新投手(23)が3回を投げて1人の走者も出さないパーフェクトリリーフ。今季4勝目(2敗)を挙げ、優勝マジック点灯に王手をかける今季63勝目へとチームを導いた。

 3回1失点で降板した先発・松本の後を受け、1―1で迎えた4回に2番手として登板。「1人1人の打者に向かって闘う気持ちで」と気合の入ったマウンドで6回まで1人の走者も出さなかった。

 「本当に最高の形になって良かったと思います」。打線は椎野が栗山と山川から三振を奪って流れを引き寄せた直後の4回に2死三塁から相手先発・松本航の暴投で決勝点。「きのう、甲斐野、純平(高橋)がすごくいい投球をして、年齢が近い中で僕も何とか投げたいなっていう風に思っていたので良かったです」とチームメートにも刺激を受け、強力打線を抑え込んだ32球の力投に安堵感をにじませた。

 ヒーローインタビューが終わり写真撮影タイムに入ると、一緒にお立ち台に上がった1メートル76の守護神・森唯斗投手(27)に肩をぐいっと押されて1メートル96の大きな体を小さくし、森より顔を下げて写真に収まった椎野。その笑顔には大きな充実感があふれていた。

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