大谷、8月初本塁打の日に先輩・雄星がメジャー初完封「素晴らしいなと思う」

[ 2019年8月19日 09:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―2ホワイトソックス ( 2019年8月18日    アナハイム )

ホワイトソックス戦の7回、中越え2ラン本塁打を放つ大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が19試合、74打席ぶりの16号2ランを放った。7月27日のオリオールズ戦以来で8月初本塁打。メジャー自己ワーストブランクを破り久々のアーチを描いたが、試合開始前にははるか北東のトロントで、マリナーズ・菊池雄星投手(28)がメジャー初完封勝利を挙げていた。

 「素晴らしいなと思います。マリナーズとは今年はもうないですけれど、また来年やるかも分からないので、はい、楽しみにしたいなと思います」

 同じ岩手県の花巻東からメジャーの舞台へ進んだ先輩・後輩が、同じ日に素晴らしい結果を残した。同地区のマ軍との対戦は今季19試合全て終了しているが、早くも来季の再戦を楽しみにしていた。

 大谷は安打は出ながらも本塁打から遠ざかり、菊池も6月23日以来の白星とここ数試合は苦しんでいた。

 「登板を見ていないので何とも言えないかなと思いますけれど。素直に完封するということ自体凄いことだなと思います」と大谷。来季は投手として復帰し、投打二刀流に戻ることを目標としている。投手と打者としての対戦だけではなく、投げ合う可能性もある。

 大谷は昨年は投手として10試合に先発し、4勝2敗、防御率3・31の成績を残した。最長イニングは5月20日のレイズ戦での7回2/3で、完投することはなかった。「僕はまだ(完封)していないので。いつかできたらいいなと思っています」と菊池に続く日本投手11人目のメジャー完封勝利へ、刺激をもらった様子でもあった。

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