巨人・岡本140メートル弾で虎退治「人生で一番飛んだかも」 阪神戦8年連続勝ち越し

[ 2019年8月19日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―3阪神 ( 2019年8月18日    東京D )

5回2死、浜地(左)からソロ本塁打を放つ岡本(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の岡本和真内野手(23)が18日、阪神戦の5回に中越えの23号ソロを放った。バックスクリーン左の壁を直撃する推定140メートルの特大弾。昨季セ・リーグ5球団で最多の8本塁打した阪神から、今季も同最多タイの6本目。2年連続30本塁打へ向け、8月は計6発と量産態勢に入った。チームは4連勝で今季6度目の同一カード3連勝。阪神戦の8年連続勝ち越しを決めた。

 岡本が「人生で一番飛んだかもしれない」と言う打球は、バックスクリーン左のカメラマン席の上を越えていった。

 「金属バットの方が飛ぶと思いますけど(笑い)。思い切り振ったら当たりました」

 智弁学園時代から、他の選手が金属バットでフリー打撃をする中、木製を持たされた。外野ネット先に4軒ある民家に、打球が直撃するのを防ぐためだ。

 3―0の5回。浜地の内角直球をかち上げ「いったとは思いましたね」。今カード2本目の23号ソロは、自身の木製バット史上最長の140メートル弾だった。

 風格も漂ってきた。6月の遠征から帰京する秋田空港。ロビーで待機する原監督は、手荷物検査ゲート付近にできた人だかりに「誰が入ってくるんだろう?」と様子を眺めた。スマホのカメラを構える人々の前に登場したのは、阿部でもなく、坂本勇でもなく、当時22歳の岡本。「和真かあ!」とうれしそうに笑顔で声を掛けた。

 要所で直接指導を施してきた指揮官は「見事。(バットが)一直線で(体の後方で)遊びがない」と称えた。バットの軌道は最短距離で球に力を伝える。19日は休養日だが「まだ途上ですから。夢の中でもちゃんと打てていくようにしないと」とユーモアを交えて成長を望んだ。

 阪神戦では通算14本目でセ5球団で最多。チームを阪神戦8年連続勝ち越しに導いた奈良出身の虎キラー岡本は「久々に芯で捉えた。あんなに飛ぶとは思わなかった」という印象ゆえ「あまりイメージを残したくない」と気を引き締めた。8月6発目で2年連続30号へあと7本。自身にとっては初のリーグ制覇へフルスイングを続ける。 (神田 佑)

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