オリックス・山本 完封逃すも今季5勝目!移籍組モヤ&松井佑がアベック弾で援護

[ 2019年7月27日 20:50 ]

パ・リーグ   オリックス5―3ソフトバンク ( 2019年7月27日    ヤフオクD )

<ソ・オ>5回2死一、二塁、甲斐を中飛に打ち取りガッツポーズする山本(撮影・岡田 丈靖)
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 オリックスは先発・山本が8回2/3を5安打3失点の好投で、6月28日の西武戦(メットライフD)以来1カ月ぶりとなる5勝目。チームは2連勝で、ソフトバンクに今季初のカード勝ち越しを決めた。

 山本は初回、先頭の牧原を154キロの直球で空振り三振に斬ると、10球で三者凡退に抑える上々の立ち上がり。5回2死まで1人の走者も出さない完璧なピッチングで試合の主導権を握った。5回2死から上林、内川に連打を許したが、続く甲斐を直球で中飛に打ち取ってピンチ脱出。今季自己最多となる5点の援護をもらった山本は完封目前の9回2死からデスパイネの3ランを浴びて降板したが、最後はディクソンがリードを守り切った。

 打線は初回2死から吉田正が四球を選ぶと、モヤが二保の高めの初球を右中間スタンドへ運ぶ4号2ラン。4番の一発で先制に成功し、山本に援護点をプレゼントした。3回には2死から吉田正が左中間フェンス直撃の二塁打で出塁し、続くモヤの二塁内野安打と明石の悪送球の間に吉田正が3点目のホーム。4回には先頭の松井佑が移籍後初アーチとなる中越え1号ソロを放ち、4―0とリードを広げた。

 6回にはソフトバンク3番手の椎野から松井佑、後藤が連打を放って一、二塁のチャンスをつくり、1死から若月の中前適時打で1点を追加してダメを押した。モヤが2安打2打点、松井佑も3安打1打点と中日からの移籍組が勝利に貢献した。

 ソフトバンクは先発・二保が4回3失点と試合をつくれず、3連敗。打線は9回にデスパイネの22号3ランで意地を見せたが、反撃が遅すぎた。

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