【鳥取】米子東 シーソーゲーム制し28年ぶり14度目の甲子園!59年ぶり春夏連続出場だ

[ 2019年7月27日 18:31 ]

第101回全国高校野球選手権 鳥取大会決勝   米子東6―5鳥取城北 ( 2019年7月27日    どらドラパーク米子市民 )

<鳥取城北・米子東>8回裏2死一、二塁から決勝打となる左翼フェンス直撃の2点二塁打を放つ米子東の7番・長尾駿弥捕手(2年)
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 米子東が二転三転のシーソーゲームを制し、1991年(平3)以来、28年ぶり14度目の夏の甲子園出場を決めた。同校の春夏連続甲子園出場は1960年(昭35)以来、実に59年ぶり2度目。米子東は4―5で迎えた8回裏、4番・岡本大翔(2年)の右前打と5番・福島悠高(3年)の遊撃内野安打で2死一、二塁の好機を築き、7番・長尾駿弥(2年)の左翼フェンス直撃の二塁打で走者2人を迎え入れて逆転。この1点差を3番手で登板した左腕・土岐尚史(2年)が守り切った。

 涙のない笑顔の優勝シーン。派手なガッツポーズで喜びを爆発させるような選手は一人もいなかった。その理由は2つ。1つは相手の気持ちを慮る「べいとう」伝統のスポーツマンシップ。そして、もう1つはチーム全員が鳥取大会優勝の先にゴールを定めているから。「甲子園で勝ち進むことが目標ですから」と決勝打を放った打のヒーロー・長尾。今春の選抜は明治神宮大会の覇者、札幌大谷(北海道)に1―4で敗退。1996年(平8)選抜以来の甲子園1勝を挙げることはできなかった。その長尾も今春の選抜では3打数無安打。今夏も殊勲の打席まで11打数1安打と不振にあえいでいたが「ボールとバットが離れた後のことは自分たちではどうにもならないこと。自分たちで左右できることだけに集中しろ」という紙本庸由監督の指示通り内角の速球を思い切り叩いた。

 鳥取県内屈指の伝統校であり、進学校。選抜では故障者もあり、選手登録枠に3人満たない15人で戦った。現2、3年生の甲子園での活躍を見て4月には15人の新入生が入部した。「選抜以降、すべての面で底上げに取り組んできました。まったく別のチームになっていると思います」と紙本監督。まず1勝。2季連続の夢舞台で大きく成長した姿を見せる。

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