【大阪】金光大阪“天敵”下し4強　延長14回に戸村がサヨナラスクイズ

第101回全国高校野球選手権　大阪大会準々決勝   金光大阪4―3大阪桐蔭 （ 2019年7月26日    シティ信金スタ ）

＜金光大阪・大阪桐蔭＞14回1死満塁、金光大阪・戸村がサヨナラスクイズを決める（撮影・亀井　直樹）
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　金光大阪（大阪）は3年分の思いがこもった勝利だった。一昨年は5回戦、昨年は準々決勝と2年連続で大阪桐蔭に敗戦。

　延長14回1死満塁、サヨナラスクイズを決めた戸村は「全員が大阪桐蔭に勝つことを考えてやってきた」と胸を張った。8回から登板し7回2失点のエースの鯵坂（あじさか）は、昨秋の大阪大会3回戦・大阪桐蔭戦で先発も、試合中に意識を失い緊急搬送されて、敗戦は病院で知った。「やり返す気持ち。自分は向かっていくだけ」と気持ちを込め、07年以来、12年ぶり2度目の甲子園へあと2勝とした。