レッドソックスのベッツが3連発 ヤンキースの投手陣はまた崩壊

[ 2019年7月27日 13:03 ]

3本塁打を放ったレッドソックスのベッツ(AP)
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 ア・リーグ東地区3位のレッドソックスは26日、地元ボストンで同首位のヤンキースを10―5で下して58勝47敗。1番・右翼のムーキー・ベッツ(26)が初回、3回、4回にいずれもヤ軍先発のジェームズ・パクストン(30)から左越えに一発を放って勝利に貢献した。ベッツは5打数4安打5打点。1試合3本塁打は通算5回目で今季の本塁打数は18。打率は・289となった。

 メジャーでは23日にメッツのロビンソン・カノー(36)、24日にカージナルスのポール・デヨング(25)、25日にツインズのネルソン・クルーズ(39)がそれぞれ3本塁打を放っているが、「4日連続の1試合3発」は長い歴史の中でも初めての出来事となった。

 ヤンキースは66勝37敗。ここ6試合での64失点はチームのワースト記録となっている。深刻なのは前日に12失点を喫した田中将大投手(30)を含めた先発陣の不振。6試合で先発陣は21回2/3を投げているが、16本塁打を浴びて47失点を喫してしまった。その6試合の初回から4回まではいずれも6点以上を献上。これは1920年以降ではリーグ初となる不名誉な内容となった。

 先発のパクストンは4回9安打、7失点で今季6敗目(5勝)。ここ3試合の登板ではいずれも先頭打者に本塁打を打たれており、これはメジャー史上4人目の記録となった。

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