大谷 メジャー初の8打席、3四死球で出塁&盗塁も…史上初“野手セーブ”で敗れる

[ 2019年7月27日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―10オリオールズ ( 2019年7月25日    アナハイム )

<エンゼルス・オリオールズ>11回、二盗を成功させた大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルス・大谷はいずれもメジャー自己最長となる延長16回、6時間19分の熱戦に敗れた。

 延長15回はトラウトの2点二塁打で追い付き、なお2死二塁でメジャー初となる8打席目を迎えた。一打サヨナラのチャンスだったが、相手の好守で左邪飛に倒れた。続く16回に2点を勝ち越されて、最後は中堅を守っていた10番手・ウィルカーソンに3人で封じられた。野手がセーブを挙げるのはセーブが公式記録となった69年以降、メジャー史上初めての出来事で、連勝は4で止まった。

 大谷は3四死球と塁をにぎわし、今季8個目の盗塁も決めたが、安打は出なかった。トラウトの同点打では、一塁走者もサヨナラのホームを狙い憤死。チャレンジでも判定は覆らなかった。ブラッド・オースマス監督は「セーフだと思う。(ビデオ判定する)ニューヨークのミスだ」とうらめしそうだった。 (後藤 茂樹)

続きを表示

2019年7月27日のニュース