【千葉】拓大紅陵 4回戦敗退 元プロの父親を持つ2選手残念

[ 2016年7月19日 21:59 ]

第98回全国高校野球選手権千葉大会4回戦 拓大紅陵2―8市立船橋

(7月19日 ゼットエーボールパーク)
 拓大紅陵が市立船橋に2―8で逆転負けを喫し、16強入りはならなかった。元ロッテの佐藤幸彦氏(現球団ファームディレクター)の長男・輝太(こうだい)は4打数無安打。元ヤクルト・度会博文氏(現球団広報)の長男・基輝は4打数1安打に留まり、勝利に導くことは出来なかった。

 3年生の佐藤はこれで引退となる。父は同校で86年春夏の甲子園に出場したが「父のように甲子園へは行けなかったが、同じ高校で戦えたのは誇り。父の存在は本当に大きかった。大学でも野球を続けたい」。一方の度会はまだ2年生。雪辱を果たすチャンスは残されている。「3年生は兄貴のような存在。もっと長く一緒に戦いたかった。先輩の目標を継いで果たしたい」と、両者とも涙をこらえ、力強い目でこれからを見据えていた。(戸田 昂文)

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2016年7月19日のニュース