選手会 コリジョン基準見直し時期巡り「統一図れなかった」

[ 2016年7月19日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)が進めているコリジョン(衝突)ルールの運用基準見直しについて、時期を巡って各球団の選手会の間で意見の一致が得られず、後半戦スタートからの導入は見送られた。

 日本プロ野球選手会は導入前に選手の理解を得るように求めており、森忠仁事務局長は「統一が図れなかったとNPBに連絡した。今後、協議を続ける」と話した。

 ヤクルトやDeNAがこの日、選手に変更点を説明。ヤクルトの川端選手会長が「みんな納得した」と話した一方、DeNAの梶谷選手会副会長は「捕手も走者も万が一のことがあると野球人生に関わる。個人的にはこのままでいてほしい」と話した。NPBは12球団の足並みがそろった段階で適用の時期を探る。

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2016年7月19日のニュース