ヤク石川 神宮11連勝!通算149勝 大先輩・松岡氏からエール

[ 2016年7月19日 05:30 ]

<ヤ・D>7回1死二塁のピンチを併殺で切り抜けた石川(左)は山田とグラブタッチ

セ・リーグ ヤクルト9―3DeNA

(7月18日 神宮)
 ヤクルト・石川が6月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来47日ぶりの先発で7回1失点と力投し、今季5勝目。本拠地・神宮では11連勝となり、「前半戦働いていないのでやり返したかった」と言葉に力を込めた。

 5月22日に左ふくらはぎ痛で離脱。最短の10日で復帰し強行登板したが、症状が悪化した。走れない日々で、戦列合流に1カ月半以上かかった。復帰戦の発奮材料は長男・大耀(だいや)君(11)の勇姿。前日、少年野球の都大会の試合を観戦した。「優勝して最後はマウンドで投げたんです」と目を細めた。

 金田正一、松岡弘に続く球団3人目の通算150勝まであと1つ。この日は191勝の松岡氏が始球式を務めた。「俺の記録は抜いてもらいたい」とエールを送られた36歳左腕は「辞めるまでに1勝でも多くしたいですね」と意欲的だった。 (平尾 類)

 ▼ヤクルト・山田(2盗塁で今季22盗塁。4回はクイックが速い久保康から奪い)自分のタイミングでスタートが切れた。

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