オコエ、早実・清宮は「凄いのひと言」 忘れられない昨夏の一打

[ 2016年7月19日 06:05 ]

<国士舘・早実>3回1死二塁、早実・清宮が右中間へ2ランを放つ
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第98回全国高校野球選手権西東京大会5回戦 早実4―0国士舘

(7月18日 ダイワ八王子)
 昨年、U―18高校日本代表でチームメートだった楽天・オコエは清宮について「凄いの一言」と後輩ながら尊敬のまなざしを送る。

 衝撃的な一打が記憶に残っている。昨年8月26日、大学日本代表との壮行試合(甲子園)で最速156キロ右腕・田中(創価大)から148キロの内角球を中前に運んだ。自身は3球三振に打ち取られただけに「1年生で田中正義さんの150キロ近くのインコースを打ち返せるんですよ」。

 しかも、この試合は木製バットを使っていた。「金属なら体だけで飛ばせるけど…」。プロ入り後、木製バットへの対応に苦しんだからこそ、清宮の凄さを実感した。「あれだけの体で荒っぽくない。技術も備わっている。ずっと高いレベルでやってきていて、失敗するビジョンが見えない」とオコエ。今度はプロの舞台で戦える日を待ち望んでいる。

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