【静岡】延長15回で勝負つかず 掛川西―浜松学院は20日に再試合

[ 2016年7月19日 14:11 ]

第98回全国高校野球選手権静岡大会2回戦 掛川西1-1浜松学院

(7月18日 掛川)
 第5シードの掛川西は浜松学院と延長15回、3時間22分の熱戦の末に1―1。規定により引き分けとなった。20日午前9時から第1試合として、浜松球場で再試合を行う。

 背番号18の復活ショーだ。同点の7回、前の回に左ふくらはぎがつった先発左腕・佐藤諒投手(3年)に代わり川合隼人投手(同)がマウンドへ。「諒が頑張っていたので、0で抑えたかった」と伸びのある直球とスライダー、スプリットを軸に打者を手玉に取った。相手右腕・徳井晟也(同)と互角に投げ合い、9イニングを3安打無失点。試合が18回まであると勘違いしていた右腕は「最後(15回)の守りで知った。18回まであってもまだ投げられます」と余裕を見せた。

 昨秋は背番号1をつけて県王者に導くも、2月に右肘を痛め今春、夏ともに背番号18。「結果が出ず悔しかった思いを晴らそうと思った」と奮起。中1日での再試合に向け「今日と同じ投球ができるよう、しっかりケアして万全の状態で臨みたい」と力を込めた。 (馬渡 雄介)

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2016年7月19日のニュース