マー君7勝目 宿敵4番オルティス斬り「気持ちが乗っていった」

[ 2016年7月19日 05:30 ]

<ヤンキース・レッドソックス>5回1死、ハーフスイングを三塁塁審にアピールする田中

ア・リーグ ヤンキース3―1レッドソックス

(7月17日 ニューヨーク)
 ヤンキースタジアムの盛り上がりは最高潮に達した。3―1の6回2死で迎えたオルティスとのこの日最後の対決。田中は力勝負を挑んだ。

 「ファンの方々の声援や球場の雰囲気で気持ちが乗っていった。力を出させてくれたと思う」。内角をえぐった4球目のツーシーム(シンカー)はこの日最速の95マイル(約153キロ)。判定はボールも「いいボールを投げられた」と手応えをつかむ。フルカウントから選んだのは直球。94マイル(約151キロ)は真ん中に入ったが、詰まらせて中飛に封じた。空振り三振も奪うなど3打数無安打。メジャー525本塁打を誇り、今季限りで引退する宿敵レッドソックスの4番は田中にとっても「日本(のテレビ中継)でずっと見てきた。こっちでも本塁打を打たれたり、いろいろあった」と思い出深い存在だった。

 後半戦初マウンドで6回3安打1失点。中4日で臨む次戦22日(日本時間23日)ジャイアンツ戦へ、余力を残して87球で降板し7勝目を挙げた。負ければ同地区の宿敵に3連敗となる一戦。プレーオフ争いからも大きく後退していただけに「相手が相手だしチームの状況も状況なので、何としても白星を手にしたいと思っていた」と話した。

 前回10日のインディアンス戦ではいずれもメジャー最悪タイの10安打7失点。球宴休みの間も「野球のことを考えるとムカムカする部分はあった」という。チームを救い、自身の憂さも晴らした。(大林 幹雄)

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