NTT東日本・福田周 サイクル惜しっ5打点 単打だけなし

[ 2016年7月19日 05:30 ]

<NTT東日本・四国銀行>6回1死満塁、右中間へ走者一掃の三塁打を放つNTT東日本・福田周

第87回都市対抗野球第4日・1回戦 NTT東日本11―3四国銀行

(7月18日 東京ドーム)
 1回戦3試合が行われた。2年ぶり出場のNTT東日本(東京都)は、1番・福田周平内野手(23)が自身の都市対抗初アーチを含む3安打5打点の活躍。3本塁打を含む9安打11得点の打線を引っ張った。JR北海道(札幌市)は先発・戸田公星投手(28)が4安打1失点で完投勝利を挙げ、チームも3年ぶりの白星。JR西日本(広島市)も2回戦に進んだ。

 1番打者の本能か。打った瞬間、福田周は全力で駆けだした。「最初ははホームランとは思わなくて…」。8回2死二塁。ダメ押し2ランは右翼席中段に飛び込んだ。入社2年目。自身初の都市対抗で初アーチだった。

 5回1死で左翼線二塁打。6回1死満塁は走者一掃の右中間三塁打を放った。3安打5打点。仮に1、2打席目に単打が出ていれば大会史上5人目のサイクル安打だったが「僕にはちょうどいい。そんなに高望みはしません」と笑った。2回に鷺宮製作所からの補強選手・村上が右翼へ先制ソロ。3回は高野も左翼へソロなど、9安打11得点で初戦突破。その打線を福田周がけん引した。

 50メートル5秒9の俊足で、入社1年目から1番が定位置だ。「でも打ち方は変わった。大学では単打だけ。今はカウントを見てフルスイングしているし、長打力も付いたと思う」。体重69キロは明大時代とほぼ同じだが、体脂肪率は11%から7%に。筋肉量が増え、走攻守にパワーが加わった。

 広陵―明大と広島・野村の直系の後輩。今やカープは首位を快走し、野村もリーグ単独トップの11勝をマークしている。「先輩の活躍は本当に刺激になっている。自分もやってやろう、と励みになる」。明大4年夏のハーレム国際大会では、大学日本代表の主将も務めたホープ。電電東京時代の81年以来35年ぶりのVへ、福田周が道を切り開く。 (鈴木 勝巳)

 ▼NTT東日本・村上(2回に先制ソロ)試合前に10年の節目で表彰をされて、本塁打を打とうと決めていた。補強選手は7年連続。(所属の)鷺宮製作所の選手の思いも背負って東京の代表という気持ちでやっている。

 ▼四国銀行・宗武秀幸監督(07年以来の都市対抗2勝目ならず)どこか気負っていた部分があった。5回に同点に追いついていたら分からなかったが、うまく継投にかわされた。

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