中日 鬼門マツダで今季5戦全敗 守りのミスから崩れる

[ 2016年7月19日 05:30 ]

セ・リーグ 中日2―3広島

(7月18日 マツダ)
 中日は同点の9回1死から祖父江が新井に被弾し、今季6度目のサヨナラ負け。マツダスタジアムで今季5戦全敗となり「鬼門」を突破することはできず。谷繁監督も苦渋の表情で振り返った。

 「(若松が)粘っている間に1点取ってやれれば」

 歯車が狂い始めたのは1死一、三塁の好機を生かせなかった直後2―0の7回だ。丸の投前への打球を若松が自ら一塁でアウトにしようとしたがセーフ(記録は内野安打)となりルナには左前打され無死一、二塁。松山の一塁へのゴロで併殺かと思われたがビシエドが二塁に悪送球し1点を献上。「急いでしまったのでボクのミス」。新井に四球を与えて満塁とし鈴木の右犠飛で同点とされた。8回を自責0でも勝てず、9回はここまで16試合連続無失点と安定感を誇っていた祖父江が痛恨被弾。3戦連続逆転負けで3連敗となった。

 ▼中日・エルナンデス(5回1死一塁から先制の4号2ラン)甘いところへ来たスライダーをしっかり捉えることができた。

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2016年7月19日のニュース