ロッテ 今季初6連敗 40歳福浦をスタメン起用も“不発”

[ 2016年7月19日 05:30 ]

<西・ロ>6回、途中降板する藤岡(右)とベンチで渋い表情のロッテ・伊東監督

パ・リーグ ロッテ1―6西武

(7月18日 西武プリンス)
 オールスター休みを挟んでも、トンネルを抜け出せなかった。ロッテは今季初の6連敗。初回1死二、三塁からデスパイネの二ゴロで三塁走者・荻野が生還し24イニングぶりの得点を奪ったが、2回以降は無得点に抑えられ、逆転を許した。

 主軸3人が無安打に終わり、伊東監督は「真ん中(主軸)ですね。ガツンと行くとか安打で還すとか。しばらく時間はかかりそうだな」と話した。

 勝負手は打った。40歳の福浦を「5番・一塁」で今季初のスタメン起用。5月19日以来の先発出場となる根元を2番に起き、プロで初めての左翼を守らせた。福浦は4回に左中間への鋭い打球を放ったが秋山の好捕に阻まれ今季初、通算1913本目の安打はならず「(岸は)良かったんじゃない。しようがない。あれがヒットになっていればね」と話した。左翼の守備を無難にこなした根元は「(守備は)思っていたより落ち着いてできた。打てなかったことの方が悔しい」と振り返った。

 指揮官は「誰か引っ張っていく選手が出てこないと」と話した。若手とベテランが一丸となって快進撃を見せてきたロッテ。6連敗しても、貯金は「9」ある。

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2016年7月19日のニュース