【岩手】大金星の盛岡工 8強ならず 「油断」が招いた痛恨の一発

[ 2016年7月19日 20:01 ]

<盛岡工・専大北上>力投及ばず敗れ、肩を落とす盛岡工・安保

第98回全国高校野球選手権岩手大会4回戦 盛岡工2―5専大北上

(7月19日 岩手県営)
 2回戦で昨夏王者の花巻東から大金星を挙げたノーシード・盛岡工の8強入りはならなかった。

 先発した「みちのくのライアン」こと1メートル66の小兵右腕・安保(あんぼ)は7回を投げて6安打5失点。2点リードの5回につかまり、3点を失って逆転を許すと、7回には専大北上・小村に左越え2ランを被弾。「球威が上がったので直球で押せるという油断があって、甘く入った。それがホームランにつながってしまった」。冬場のウエートトレーニングで体重は6キロ増の68キロとなり、球速は130キロ台後半まで上がったが、それが思わぬ「油断」につながってしまった。

 今春県大会前に、フォーム改造に乗り出し、ヤクルト・小川のように左足を肩の高さまで上げ、トルネード気味にひねりも加えた。花巻東戦では4安打1失点で完投し、大番狂わせの主役となった。創部70周年の節目の年、82年以来34年ぶりの甲子園切符こそならなかったが、鮮烈な印象を残した「みちのくのライアン」。背番号1は「私立に勝っていかないと甲子園に行けないことを実感した。後輩にはそこを目標にして、来年甲子園に行ってほしい」と夢の続きを下級生に託した。自身は大学で工業関係の勉強をしつつ、野球を続ける予定。小さな大投手は次のステージでも輝き続ける。

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