ラグビーW杯アイルランド代表が会見、指揮官は日本警戒「クオリティー高い」

[ 2019年9月15日 11:13 ]

公式会見をするアイルランドのシュミット監督(左)とベスト主将(撮影・中出健太郎)
Photo By スポニチ

 ラグビーW杯日本大会(20日開幕)で日本と同じ1次リーグA組の世界ランキング1位・アイルランドが15日、事前キャンプ地の千葉市内で公式会見を開いた。

 アイルランドのメディアによると、CTBロビー・ヘンショー(26)が14日の練習で太腿裏を負傷し、初戦のスコットランド戦(22日、日産ス)は欠場が濃厚。W杯出場自体が危うい可能性もあるという。シュミット監督は詳細はまだとしながらも太腿裏のケガについて認め、「状態が悪くないことを願っている。今日の午後に検査を受けたら分かると思う」と話した。ヘンショーは15年W杯イングランド大会でもケガのため初戦のカナダ戦を欠場している。ヘンショーの代役となるアウトサイドセンターの先発はギャリー・リングローズ(24)が有力視されている。

 シュミット監督はスコットランド戦から中5日で日本戦(28日、エコパ)を迎える今大会のスケジュールについて「難しい順番だと思う。スコットランドから6日しかないのは厳しい。1試合1試合やるだけだ」とコメント。日本については「ジェイミー(ジョセフ・ヘッドコーチ)とトニー(ブラウン・コーチ)がよくやっていて、チームのクオリティーが非常に高いと感じている」と評価した。また、最初の試合会場の横浜ではなく千葉でキャンプを行う理由を「トレーニング施設が素晴らしく、都心から離れて広いスペースがある」と説明。「明日(16日)は32度になるというし、気温だけでもアイルランドとは違う。日曜日(22日)は大雨の予報だが、何が起きても対応できるようにしたい」と話した。

続きを表示

2019年9月15日のニュース