鶴竜 連覇どころか休場危機 3日連続金星配給で正念場

[ 2019年9月15日 05:30 ]

大相撲秋場所7日目 ( 2019年9月14日    両国国技館 )

鶴竜(右)をはたき込みで破る友風(撮影・西海健太郎)
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 連覇を狙った横綱・鶴竜が窮地に立たされた。平幕・友風に初対戦の名古屋場所から2場所連続で敗れ、自身初の3日連続金星配給。4勝3敗となった。横綱らしい力強さが影を潜め、好調な滑り出しから一転、休場危機に陥った。平幕・隠岐の海は初日から7連勝。大関復帰を目指す関脇・貴景勝は2連敗。1敗は関脇・御嶽海、平幕の明生、石浦の3人となった。

 優勝が遠ざかる3敗目を喫し、支度部屋に戻ってきた一人横綱から出てくるのは反省の弁ばかりだった。立ち合いは「しっかり当たれてなかった」、2場所連続ではたき込みで敗れたことには「また食ってしまった」。4連勝スタートを切った時とは別人のような受け答えだった。

 張り差しを狙っていったが、おっつけられて右を差せなかった。喉輪で起こされると、相手のはたきについていけず、両手をついた。横綱昇進後、初顔合わせから連敗したのは友風が初めて。5日目の朝乃山、6日目の大栄翔に続いて3日連続の金星配給で、通算28個目の配給となった。

 4連勝とした4日目に風邪をひいた。季節の変わり目には喉を痛めやすく、せきと鼻水の症状が出た。そこから3連敗。黒星が重なったことで「ちゃんと集中できていない」と悪循環に陥った。これまで「闘う気持ちが大事」と話してきたが、「闘ってないですね」と珍しく消極的な言葉まで飛び出した。

 3日連続の金星配給は、15日制が定着した1949年夏場所以降で13度目。55年初場所の千代の山、2017年秋の日馬富士は優勝しているものの、3分の2が休場に追い込まれている。一人横綱の鶴竜が正念場を迎えた。

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