村上舜 アジア最上位で東京五輪へ条件付き出場権獲得 サーフィンWG

[ 2019年9月15日 16:30 ]

サーフィンワールドゲームズ(WG)最終日 ( 2019年9月15日    宮崎・木崎浜海岸 )

<2019WORLD SURFING GAME>総合3位に入った日本代表の(左から)前田マヒナ、脇田紗良、松田詩野、村上舜は笑顔を見せる(撮影・岡田 丈靖)
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 男子日本代表「波乗りジャパン」で、プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)予選リーグ(QS)年間ランク140位の村上舜(22)が4位入賞を果たし、アジア最上位で20年東京五輪の条件付き出場権を獲得した。

 本戦4回戦で敗れ、敗者復活戦からの下克上。敗者復活10回戦で日本人の母を持つリオ・ワイダ(インドネシア)との一騎打ちを制すと、アジアの頂点に立った。さらに12回戦では、WG開幕会見で「ぶっ倒したい」と宣言したサーフィン界の皇帝、ケリー・スレーターと対戦。「倒すって言っちゃったから、倒せなかったら恥ずかしい」とはにかんだ表情とは裏腹に、試合では豪快なターンで7点台を連発。スレーターに有言実行の白星をあげた。

 昨年のWGも敗者復活から決勝まで勝ち上がり、4位。今年の決勝はCT3位のコロヘ・アンディーノ(米国)、同4位のガブリエル・メディナ、同6位のイタロ・フェレーラ(ともにブラジル)と強豪ぞろい。点数を伸ばすことはできなかったが、会場は“村上コール”に包まれた。

 観客席の最前列には、両親が応援に駆けつけた。「みんなが応援してくれるのが本当に嬉しかった。支えてくれた人に感謝したい」と涙を浮かべた。昨年までは五輪出場への気持ちは希薄だったが「五輪に出てるところを家族含めてみんなに見たいと言われた」とし、出場に意欲が見られるように。また、競技の枠を外れて自由に世界の波に挑む“フリーサーファー”の一面を持ち、五輪出場で有名になることも目的のひとつだ。「五輪で金メダルをとるよりも気持ちが強いかもしれない」。意思を曲げない覚悟と強さが、村上をさらに高みへ連れて行く。

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