羽生結弦と一問一答 悔しさ込め「いいジャンプが跳べてナンボ」「(右足に)ありがとう」

[ 2019年9月15日 07:13 ]

フィギュアスケート オータム・クラシック最終日 ( 2019年9月14日    カナダ・オークビル )

<オータムクラシック最終日・男子フリー>フリーを終えた羽生結弦は記者を前に話をする(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進の羽生結弦(24=ANA)が180・67点でトップとなり、合計279・05点で今季初戦を優勝で飾った。昨季から持ち越した「Origin」を新衣装で舞った。冒頭の4回転ループ、4回転サルコーにこらえて着氷(ステップアウト)。回転不足を3つ取られたが、総合力の高さを見せた。演技後の一問一答は以下の通り。

 ――ループもサルコーもいけたと思ったか。
 「入ってくるまで調子良かっただけに残念だなという感覚はありますし。いいジャンプが跳べてナンボだと思うので、この構成ではやっぱりクリーンに滑りたかったなと思っています」

 ――朝の練習で感覚が狂った?
 「あまりループで苦戦してこなかったので。ここまで来るのに。なので、ちょっとビックリはしていたんですけど。まあでも、そのためのルッツだったり、アクセルの練習だったりもするので、入れようかなってちょっと考えもしたんですけど。でも、朝の練習だったということもあったり。練習と試合の間の時間が普通の試合よりも全然なかったので。ケガのリスクもありましたし。今回はルッツじゃなくてループで。とりあえず形として、まとまればいいなという風に思ってやっていました」

 ――6分間練習もうまくいかなかった?
 「今朝の練習の時点で、最初の方よかったのにだんだん悪くなっていく傾向がアップの時からあったので。もう自分の中で1発だけを集中しようということを意識してやった結果が良かったのかなと思っています。(スピードがなかった?)ちょっと最初の2つ(のジャンプを)かなり無理して耐えていたので。その分の疲れはちょっとあったと思います。

 ――滑り終わって右足をポンポンと叩いていたが。
 「いやもう。本当にあのループと、あのサルコーは本当によく立ってくれたなと思ったので。ありがとうと思っただけで。別に痛いとかではなくて。とりあえずフリーとして、後半は特にですけど、形として整っていたので、そういう意味でありがとうという感じでした」

 ――体力的に後半はどうだった?
 「前半、集中して飛ばしてはいたので。その分の疲れはちょっとあったとは思いますけど。ここまでいい練習をしてこれたというのもあって。そんなに苦しいわけではなく、冷静に詰まったジャンプではダブルにして。その次のアクセルでちゃんとリカバリーすることもできていたので。その点に関しては、問題なかったと思います」

 ――新しいジャンプを練習しているがゆえに感覚が違ってきたことはあるか。
 「それはないと思っています。本当に単純に、試合だけっていう感覚なので。試合に向けての段階が良かったとしても、試合の準備だとかがうまくいかなかった試合だと思っている。せっかくグランプリの前に見つけられているからこそ、いろいろ修正していきたいなと思っています」

 ――今季初戦でやむを得ない部分があるか?
 「それはないんですけどね、やっぱりノーミスしたい気持ちが凄く強いので。自分の中では、あの6分間練習とあの公式練習でループをよくあそこまで固めたなという気持ちがあります」

 ――回転不足3つというのは。
 「そんな刺さってました?トーループが2つ、刺さってます?あれで刺さるの?4ループが刺さっているわけじゃなく?それで点数が出ないのか…。アクセルトーは3、3の方ですかね。普通に降りたなと思ったんですけど。トーループに関しては自分の感覚としては疑問がないので。あまり深く考えてないです」

 ――感覚、イメージでやったものが、頭でっかちになってきた?
 「そもそも、凄い理論武装しているんですよね。感覚人間だからこそ感覚に自信を持ちたいから理論武装するんですよ。だから緊張した時にどうするかとか、負けた後にどうするかとか。ショート悔しい後にどうするかとか。いろいろ全部言葉にして、理論として固めて、感覚を確かめたい部分があるので。もろいんですけど、そういうところがまた強さに変わってくると思うので。そこはうまくまたコントロールしたいと思います」

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