MGC女子 天満屋・前田穂南が優勝!20キロ手前から独走、東京五輪マラソン切符獲得

[ 2019年9月15日 11:35 ]

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC) ( 2019年9月15日    東京・明治神宮外苑発着 42・195キロ )

<MGC 女子>1位でゴールした前田(撮影・西海健太郎)
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 男女とも上位2人が2020年東京五輪の代表に内定するマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が15日、明治神宮外苑発着で行われた。10人が出場した女子は、前田穂南(23=天満屋)が2時間25分15秒で優勝し、五輪切符を獲得した。2位には鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)が2時間29分02秒で入った。3位は、鈴木と4秒差の小原怜(29=天満屋)だった。

 スタートとともに出場選手で最も若い一山麻緒(22=ワコール)が飛び出したが、1・5キロ過ぎに集団に吸収された。一方、野上恵子(33=十八銀行)、松田瑞生(24=ダイハツ)が徐々に遅れ始めた。

 8人の先頭集団は5キロを16分31秒のハイペースで通過。5キロ過ぎに岩出玲亜(24=アンダーアーマー)、8キロ付近では、上原美幸(23=第一生命グループ)が遅れ始めた。10キロ手前で松田が集団に追いつき、7人になった先頭集団は前田穂南(23=天満屋)が引っ張る形で10キロを33分34秒で通過した。

 13キロ過ぎで一山、松田が徐々に遅れ、集団は前田、小原怜(29=天満屋)、鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)、安藤友香(25=ワコール)、福士加代子(37=ワコール)の5人に。17キロ過ぎには福士、18キロ手前では安藤、18キロ過ぎに小原が遅れ、前田、鈴木の一騎打ちの展開に。20キロ手前で、前田が鈴木を引き離し始め、20キロは前田が1時間07分27秒、鈴木が2秒遅れて通過した。

 前田は徐々に鈴木との差を広げ、中間点では9秒差に。その後、独走状態を築き、そのままトップでゴールテープを切った。

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