MGC女子 鈴木亜由子 2位で五輪切符「率直に、よかったという安心感」

[ 2019年9月15日 11:50 ]

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC) ( 2019年9月15日    東京・明治神宮外苑発着 42・195キロ )

<MGC 女子>2位でゴールした鈴木(撮影・西海健太郎)
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 男女とも上位2人が2020年東京五輪の代表に内定するマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が15日、明治神宮外苑発着で行われた。10人が出場した女子は、前田穂南(23=天満屋)が2時間25分15秒で優勝し、五輪切符を獲得した。2位には鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)が2時間29分02秒で入った。3位は、鈴木と4秒差の小原怜(29=天満屋)だった。

 ゴール直前で、小原に追い上げられた鈴木はレース後「率直に、よかったという安心感でした」とホッとした表情。20キロ付近でトップの前田に離された場面の心境を「離されたっていうより、結構ハイペースだったのでここはついていったらもっと後半響くんだろうなと思って少し自分のペースを守るって意味で離れました」と明かした。終盤の上り坂は「練習でアップダウンを走っていたので、それを思い出して一歩一歩走りました」と振り返った。そして「本当に緊張しました」と言い、五輪に向け「まずはオリンピックの席を確保したので、今回のレースの課題をしっかりとオリンピックにつなげるように頑張りたい」と話した。

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