MGC優勝の中村匠吾、26歳最後の日に激走「一番の誕生日プレゼント」

[ 2019年9月15日 13:46 ]

マラソングランドチャンピオンシップ ( 2019年9月15日    明治神宮外苑発着の42・195キロ )

2020年東京五輪のマラソン日本代表に決まり、笑顔でポーズをとる優勝した中村匠吾(左)と2位の服部勇馬
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 男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で制し、20年東京五輪の代表に決まった。戦前は伏兵とみられていた26歳は、レース後の会見で喜びを語った。

 ―レースを終えての感想
 「良かったこと、うまくいかなかったこと様々あったが、いろんな方に支えてもらってスタートラインに立てて、ベストのパフォーマンスができた。ここから1年、五輪に向けて頑張っていきたい」

 ―勝負を仕掛けた判断は
 「40キロ付近で仕掛けるのがベストかな、と。余裕を持って走れていた。坂を利用して前に出ればと思っていた。3人の勝負で緊張する場面もあったけど、自信を持って走れたのが大きかった」

 ―具体的な戦略は
 「気候条件はここ数日、そこまで気温上がらない予報になっていた。暑さに強いのも強みだが、まずはしっかり42キロトータルでしっかり走るのを考えてやった。きょうはそこまで暑さを感じることはなかった。途中2分以上開いたが、焦ることなく集団の中で走って、スパートのタイミングを見極めてうまく走れた」

 ―大迫が並んだ時の心境は
 「ラスト1キロで追いつかれた時は焦りもあったけど、試走で残り800メートルがポイントになると思っていた。うまく仕掛けられたので予定通りのレースができた」

 ―設楽があれだけ前に出た時の心理は
 「設楽さんが会見でも前半から行きたいと話していたので、ある程度速いレースで進むと思っていた。集団は冷静にまとまって42キロを通して勝負しようという意志が見えていたので、うまく流れに乗って後半勝負を考えていた」

 ―駒大の大八木監督への言葉は
 「大学卒業して5年目のシーズン、今年で指導してもらって9年目のシーズン。大学3年の時に東京五輪決まって、大八木監督から“一緒にやらないか”と声をかけてもらった。そこにたどりつくんじゃないかと思えた。五輪に内定できて非常にうれしい気持ちもあるし、それまでの指導に対して少しでも恩返しできたかな。駒大から五輪選手いなかったのでうれしいと大八木監督から声をかけてもらった。ここから東京五輪に一緒に向かっていかないといけないので、引き続き今まで通りやっていけたら」

 ―きょうが26歳最後の日だった
 「少しどこかで意識する部分あって、26歳いい形で終わりたいのと27歳をいい気持ちで迎えたいと思っていた。自分自身一番の誕生日プレゼントなのかな」

 ―4強に勝った
 「4強が注目されている中、プレッシャーなく挑めた。同世代が頑張っている中、もっと上に行かないといけないと取り組めた。そういう選手に勝って五輪内定したことは自信につなげていい」

 ―なぜ暑さに強いのか
 「まだ科学的に何か調べたわけじゃないけど、昔から夏のレースで大崩れしたことない。毎年7、8月に体のピークを持ってこられる」

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