春クロダイ連発で笑顔満開 今シーズン初で48センチ

[ 2026年5月13日 08:00 ]

今季初の春クロダイとなる48センチを仕留めた荒関さん。最高の笑顔であった
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 【純平の磯リポート】青森県の津軽西海岸で春クロダイを狙った。季節的にまだ早いと思いながらも、仲間の誘いに乗って釣行。しかし、予想に反して、大物クロダイの連発劇を堪能することができた。(スポニチAPC・小林 純平)

 釣り場は深浦町にある岩崎の地磯。毎年、大物が出る好きなポイントの一つである。

 夜明け前に青森市の団体職員で釣友の荒関達夫さん(60)と合流。ベタナギの磯場に立つと、高揚感がみなぎってくる。

 持参した食わせ餌は「くわせオキアミ食い込みイエロー」と、練り餌の「食い渋りイエロー」「チヌパワーくわせダンゴ」。さらに、マルキユーから新発売された「ハイブリッドクロス・オキアミタイプ」も準備。生餌の食いの良さはそのままに、餌持ち性能を高めた冷凍餌である。

 朝マヅメの1投目。タナは約7メートルに調整して、仕掛けを20メートル付近に投入した。荒関さんは、さっそくハイブリッドクロスでの試釣。投入を繰り返すこと数回、荒関さんにメバルが食ってきた。次に来たのは30センチほどのホッケ。新餌の食いは良いようだ。

 筆者には魚の気配はなく、当たりも出ていないが、潮は沖向きにゆっくりと流れて、何となく雰囲気はいい。

 そして、1時間もたたない頃、荒関さんのロッドが大きく曲がった。最初の突っ込みをどうにかしのぎ一呼吸。そして、「デカイ!」と一言。弓なりに弧を描くロッドを見れば分かる。「慎重に」「逃がすなよ」。筆者の声掛けにも力が入る。

 リーリングを繰り返して、ようやく浮かんできたのは大型のクロダイ。玉網に入れてからまたびっくり。計測すると、幅があり太った堂々の48センチであった。やはり新餌に食ってきたという。

 岩崎の地磯では、年明けの厳寒期にも荒関さんと寒クロダイを狙っていた。極端な食い渋り状態にもかかわらず、本命を釣り上げていた荒関さん。この日は、時期尚早との筆者の懸念を吹き飛ばすように大型をゲット。さすがクロダイ一筋。「今シーズン初めての春クロダイが48センチとは最高!」。その笑顔はまさに最高であった。

 そこからいくらもたたずに、今度は筆者の愛竿に強烈な引きが伝わった。これも手応え十分。重量感たっぷりの強い抵抗を繰り返したものの、荒関さんの差し出す玉網に収まったのは45センチだった。

 この時間帯から、まさかの連発劇。極端な餌取りもなく、当たりが出たらクロダイという願ってもない状況。ハリス切れなどによるバラシも多い中、2人で2桁に迫る結果だった。餌はハイブリッドクロスはもちろん、持参したもの全てで釣果を得ることができた。

 津軽西海岸のクロダイはこれからが本番。今年も楽しみな釣り場である。(マルキユーフィールドテスター)

 ▼釣況 深浦町・権兵衛釣具店=(電)0173(76)2722。

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