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伊東純也「ほんとに新しい景色を見せられなくて申し訳ない」 攻守に走り切った献身性

[ 2022年12月6日 03:30 ]

W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦   日本1―1(PK1―3)クロアチア ( 2022年12月5日    アルジャヌーブ )

<日本・クロアチア>後半、ペリシッチ(左から4人目)に同点ゴールを決められ肩を落とす(左から)冨安、伊東(撮影・西海 健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦が5日(日本時間6日)に行われ、1次リーグE組1位の日本代表は同F組2位のクロアチアと対戦。1―1のまま延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で敗れ、史上初となる8強入りに届かなかった。

 MF伊東純也(29)は「本当に悔しいです」と話した後「タフで粘り強く戦ってたと思いますし、ほんとにいいチームだったなと思います」と語った。

 4度目のベスト8への挑戦もはね返された。「本当にこういう相手に勝ち切らないといけないですし、延長戦になる前にしっかりPKになる前に決めたかったなっていうのはあります」と唇をかんだ伊東。「ほんとに新しい景色を見せられなくて申し訳ないと思います」と語った。

 アジア最終予選では日本史上最多タイの4戦連発をマーク。伊東には、持ち前のスピードで攻撃陣のキーマンとして期待されていたが、W杯1次リーグではドイツ、スペインを相手に自陣に押し込まれる展開が続いて守備に奔走。また、ウイングバックでの起用もあって、これまでのように攻撃で自慢のスピードを活かすシーンは多くなかったが、その攻守にみせた献身性は日本の大きな力となった。

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2022年12月5日のニュース