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森保ジャパン、サイド攻撃に活路 クロアチア今大会唯一の失点の起点

[ 2022年12月5日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会

<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す三笘(撮影・西海健太郎)
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 日本が活路を見いだすならばサイド攻撃か。MFモドリッチを中心とした世界屈指の中盤トリオ、リバプールでもプレー経験のあるDFロブレンらクロアチアの真ん中は堅い。MF堂安は「中盤と2人のセンターバックは経験がある選手。ただ逆にいえば、サイドを攻略するチャンスがあるのかなと思う」と印象を語り、練習でもサイドからの崩しに時間を費やした。

 クロアチアは直近9試合負けなしで、その間わずか4失点。今大会でも1次リーグ3試合1失点と堅守を誇る。ただ第2戦カナダ戦では前半早々に左サイドからのクロスに対応しきれず失点。さらに9月のネーションズリーグ・オーストリア戦でも右からのクロスを決められている。堂安は左サイドバック(SB)のソサ(シュツットガルト)とはブンデスでも対戦済み。右SBのユラノビッチ(セルティック)は前田の同僚で、特徴を把握している。

 森保ジャパンの武器は堂安や伊東、そして“ジョーカー”MF三笘ら強力なサイドアタッカー。両サイドで主導権を握ることができれば得点機も高まる。

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2022年12月5日のニュース