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日本 PK戦に散る…森保監督「選手たちは新時代を見せてくれた」「追い越せを考えていけば未来は変わる」

[ 2022年12月6日 02:59 ]

W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦   日本1―1クロアチア ( 2022年12月5日    アルジャヌーブ )

<日本・クロアチア>前半、選手に指示を出す森保監督(撮影・西海 健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦が5日(日本時間6日)に行われ、1次リーグE組1位の日本代表は同F組2位のクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。日本は敗れて史上初となる8強入りに届かなかった。

 これまで3度の決勝トーナメントは1回戦で敗れていた日本。大会前から「目標はベスト8以上。世界の舞台で新しい景色を見たい」と話していた森保一監督は試合後、選手をねぎらった。

 「選手たちはほんとよく頑張ってくれた。ベスト16の壁は今回も破れなかったけど、選手たちは新時代を見せてくれたと思う。これから先、日本のサッカーが最高の景色を願い続ければ、必ずこの壁は乗り越えられると強く思う」

 前半は前回大会準優勝のクロアチアにボールを支配される時間帯を耐えると、徐々にペースをつかみ、43分にFW前田が先制ゴール。だが、後半10分にペリシッチに同点ヘッドを叩き込まれて延長戦に突入した。決着がつかずに突入したPK戦では南野、三笘が連続して外して1-3で散った。

 1次リーグでドイツ、スペインを撃破するなど世界の記憶に残る大会だった。「選手たちは世界と戦うのを同じ目線で考えられる。日本サッカーの未来、新時代を見せてくれたと思う。ドイツに勝ち、スペインに勝ち、W杯のチャンピオンに勝った。自信を持って、追いつきではなく、追い越せを考えていけば必ず未来は変わる」と明るい未来に期待を寄せていた。

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2022年12月5日のニュース