イングランド代表・スターリング　ロンドンの自宅に強盗が入り緊急帰国　家族が鉢合わせとの報道

イングランド代表のスターリング（AP）
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　イングランド代表FWラヒーム・スターリング（27）家庭の事情によりチームを離脱することになった。

　英紙タイムズや英紙サン（電子版）によると、「家族が武装した強盗と鉢合わせになった」と報じられいる。同紙によれば武装した強盗が現地時間3日夜に英国ロンドンにあるスターリングの自宅に押し入り、ペイジ・ミリアン夫人と2人の子どもたちが鉢合わせになった。事件を聞いたスターリングはひどく動揺し、5歳と3歳の子どもを含む家族が無事だったか心配していたという。自宅からは30万ポンド（約5000万円）相当の高級腕時計などが盗まれたという。

　イングランドサッカー協会は、4日に行われた決勝トーナメント1回戦セネガル戦の試合開始1時間半前にスターリングが帰国したと発表。ガレス・サウスゲート監督（52）は「ラヒームはカタールを離れ、家族の元に戻る。プライバシー保護の点から詳細について語りたくない。ビッグトーナメントを戦う組織としては理想的ではないが、選手の方が大事。大したことではない」と説明。

　復帰時期については「彼にプレッシャーをかけたくないので様子を見たい。サッカーは最も重要なことではなく、家族が第一であるべき」と話した。スターリングは2018年にも自宅が強盗未遂に遭っており、住居侵入の罪で3人の男が収監されている。

　セネガルに3―0で快勝したイングランド代表は、10日にフランス代表と準々決勝を戦う。