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前田大然 大試合前も「自然体でやれている」クロアチア戦は「モドリッチが一番のキー」

[ 2022年12月5日 02:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会

練習に汗を流す前田(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメントに進出した日本代表のFW前田大然(25=セルティック)が4日(日本時間5日)、練習後取材に応じた。

 ――ミーティングでは何の話を?
 「それは戦術のことだったりするので。気持ち的なところは選手ミーティングでしているのでそこは大丈夫

 ――長友選手などはどんな話を
 「いつもベテランの人たちがW杯の経験を伝えてくれているので、そこで僕自身すごい気持ちが高まっている」

 ――ラウンド16で2回負けた経験を話してくれる?
 「その場でというよりは、ご飯食べているときに話したり。何気なくそういう会話をしている」

 ――ロストフの悲劇(18年W杯ロシア大会の決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた試合)
 「あんまり試合を見た記憶がちゃんとみた記憶がないので。でもあと一歩のところで負けたので、それがないように僕たちはしないといけない」

 ――前回経験者にはリベンジ、五輪世代は新しい挑戦。
 「選手としてはいろいろ思うことはそれぞれですけど、優勝したいとか日本が行ったことがないところに行きたいというのは選手だけじゃなく、サポーターの方たちも望んでいること。それを僕自身も見たいですし、他の人にも見せてあげたい」

 ――日本サッカーの歴史を変える場所に立っている実感はある?自然体?
 「そんな沸いてなくて、自然体でやれている」

 ――クロアチア戦のポイントは。
 「モドリッチのところが一番キーになる。彼が攻撃を組み立てているので、そこは警戒したい」

 ――どこがすごいと思った?
 「そのタイミングでパス出す?みたいな、それこそアウトサイドでそのタイミングで出せるんやってところで出てくるので捕まえづらい。あそこはしっかり抑えたいというのがチームとしてある」

 ――スペイン戦は持ち味が出ていた。ああいう場面を多く作りたい?
 「もちろんFWなのでゴールを取りたいというのは常にありますけど、でも自分がチームのためにやっていれば自分のところにいつかボールが来ると、それはセルティックで(ポステコグルー)監督が言っているので。チームのためにやっていればいつか自分のところにチャンスが巡ってくると常々いわれているので、僕はそれを信じて、チームのために走ればいつかは来るのかなと思ってやっている」

 ――マリノスのときからポステコグルー監督には言われていた?
 「マリノスの時はそんな言われているイメージはなかった。セルティックでより言われている」

 ――戦術三笘、むしろ戦術前田がある。前半の組み立てで極めて重要。
 「僕だけやっても外される。チームがそれに付いてきてくれているからこそハマっている。僕だけの力と言うよりはチームとして戦術を立ててチームとして遂行できているからこういう試合ができている」

 ――スペイン戦の1点目はGKへのプレスから。他の選手と意思疎通できていた?
 「1回行ったときに(三笘)薫とかが来てくれていたのが見えたので2度追い3度追いすれば後ろも来てくれるかなと思って行った」

 ――試合ごとにタイミングは合ってきている?
 「合ってきているかなと思う」

 ――スパイクの色が変わった。
 「今日は違うんですけど、W杯用のスパイク」

 ――前線からのチェイシング。ペース配分は考える?
 「あまり考えずに。後ろにいい選手もいますし、僕自身ガス欠するような感じもないので行けるところまで行くつもり」

 ――スペイン戦は62分間で60回。
 「多いんか少ないかも僕は分からないので。でもそれをすればチームが助かるなら必要なことだと思うので」

 ――プレスのスイッチ。
 「もちろん自分のタイミングもあるし、後ろから声かかったともあるし、両方」

 ――初戦のドイツ戦は少し行くのをためらった。
 「スペイン戦よりドイツの方が体的に疲れた。(鎌田)大地君とも話して、外されるなという感覚があったので、行けないと判断して前半あんまりいけなかった。行けるときと行けないときはしっかり見極めてやらないと、大舞台で強いチームになってくると。そこはしっかりしないといけない」

 ――行けないときは、やりかたを変える?
 「そういう時は相手に持たれるので、カウンターはチームとして狙っているので、そこは狙っていく」

 ――スプリント60回のダメージは。
 「ダメージはそんな多くないかなと。大丈夫です。疲れもはい、大丈夫です」

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2022年12月5日のニュース