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元主審・家本政明さん 仏代表の“珍事”解説 試合中のネックレス着用は「指輪同様認められていない」

[ 2022年12月5日 19:07 ]

元プロサッカー審判の家本さん
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 元プロサッカー主審の家本政明さんが3日、自身のツイッターを更新。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦のフランス対ポーランドでの“珍事”について解説した。

 この試合では前半途中に、フランス代表DFクンデ(24=バルセロナ)のネックレスの着用を確認。主審が外すよう指示し、ベンチにいたフランス代表スタッフによって外してもらった、という事態が起きた。

 これに関し家本さんに質問したのは、元日本代表MFで現在は南葛SC所属の関口訓充。「世界だとネックレスはオッケーされてるんですか??日本だけ禁止ですか?」という質問に対し家本さんは「指輪同様付けることは認められていないですよ。競技規則第4条“競技者の用具”の1.安全という欄に明記されています」と回答。すると関口は「外させられてました。でもイエローカードでなかったですね」とさらに質問。これに対し家本さんは「セキ、今度一緒に勉強しようね」という返答とともにIFAB(国際サッカー評議会)の競技規則に「競技者が拒む、または再び身につけた場合、競技者は、警告されなければならない」と記載された画像をアップした。

 つまり、この試合でいえば、フランス代表のクンデがネックレスを外さない、または試合中に再びネックレスをつければイエローカード、ということになる。これに関口は「そうなんですね!」と納得した様子だった。

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