マルシア 母の涙にショック隠せず「今まで一度も見たことなかったのに」 悪戦苦闘の介護生活を明かす

[ 2023年5月29日 21:58 ]

ブラジル出身の歌手マルシア(2013年撮影)
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 歌手のマルシア(54)が29日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV」(月~水曜後8・00)に出演。ブラジルで暮らす母親の介護生活について赤裸々に語った。

 マルシアは昨年、脳梗塞で倒れた母セシリアさんを介護するためデビュー以来初めて2カ月の長期休暇を取得し、ブラジルに里帰り。2カ月の介護生活を経験し、再び日本への戻ってきた。

 母親の状態については「現在は私がいた頃よりかは全然良くなっておりまして…基本的には右が全部ダメ。つかまって立って一歩、二歩、三歩ぐらいですかね。話の方は最初から問題なかったので」と脳梗塞から幸いにも意識は回復したが、その後遺症で右半身が全く動かせなくなってしまったことを明かした。

 「100%母中心にと思ってブラジルに帰ったんですが…」と全力サポートに意気込むも介護生活は苦労の連続。「ある時、母がお気に入りの椅子に座りたいと言ったんですが、うまく座らせてあげることが出来ずに床に転がることになってしまったんです。必死に掴んだんだけど、私の力ではどうしようもなかった。それで妹に電話をして助けてくれとお願いいした」と説明。妹を介護から解放させるべく駆け付けたのに失敗続きで妹からは“何やってんだ!!”と、めちゃくちゃ怒られたという。

 さらに「母の弱いところは見たことがなかった」と話したマルシアだったが、脳梗塞で倒れてからは母親の状況が一変。「脳梗塞で倒れてからは朝起きた時にテンションが弱くて突然泣いたりとか…生まれて今まで(一度も)母の涙を見たことがなかったので、ショックで耐えられなかった」と話した。

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