小池栄子「見たことないタイプのドラマに」「ボケるともっといじってほしくなる」新境地に自身

NHKのお笑いインスパイアドラマ「ラフな生活のススメ」の取材会に出席した（左から）脚本のAマッソ・加納、桜井玲香、小池栄子、中川大輔
Photo By スポニチ

　女優の小池栄子（42）が29日、東京・渋谷のNHKで同局のお笑いインスパイアドラマ「ラフな生活のススメ」（7月4日スタート、火曜後11・00）の取材会に出席した。

　コメディードラマとお笑いネタを掛け合わせた新感覚ドラマ。小池演じる雑貨店の店主が、家族が周囲の人々から持ち込まれる小さなトラブルを笑いの力で明るくパワフルに解決していくストーリー。ドラマの合間に、物語と連動したお笑いネタが登場。小池の子供を桜井玲香と中川大輔が演じる。ゲストでさまざまなお笑い芸人が登場し、脚本もAマッソ・加納ら芸人が手がける。

　小池は「手応えはめっちゃあります。見たことないタイプのドラマになってる」と自信ありげ。「芸人さんが書いている台本は難しいけど、やりがいがある」と充実の表情を見せた。普段はバラエティーで芸人にツッコむことも多く、場を回すのも得意としているが、今回演じる役はボケを担当。「楽しかったです。ボケるともっといじってほしくなる。あとは、ボケは何やっても許されるんですね」と笑った。

　娘役の桜井は就職活動中の大学生役。「ドラマパートがしっかり構築されているところに、ショートコントが2、3本入ってくる。見たことあるネタがストーリーに落とし込まれてて面白い。新しい形で感動しました」と感想。劇中の衣装がお笑い芸人のライブTシャツを着用しており「スタッフさんとかいろんなところからかき集めて、レアなものもあります。そこも楽しみにしてください」と呼びかけた。

　息子役の中川大輔は大のお笑い好き。小池は「芸人さんに“誰々と同期ですよね？”と話しかけていて、見ていて頼もしいですね」と笑顔。中川は「この人が出てくれるの？というレジェンドが出てくれたり、ラジオのスターもいっぱい。お笑い好きならぶち上がると思います」と話し、自身もその気持ちが高ぶりすぎたのが「ゲストの男性ブランコの平井さんに話しかけすぎて引かれました」と笑いながら明かした。

　脚本を手がける加納も出席し、ゲストの芸人について「こんなゴミみたいな芸人までと、お笑いの上から下まで包み込んでいただいてる。劇場に身を置く立場としてはうれしい」と笑わせた。「個人的には桜井さんにドツかれたい。こんな素晴らしい職業の方が殴り合ってるのが見たい。NHKなので暴力性は控えめですけど」と願望を明かした。