藤井聡太王将 ベトナムでの初の海外対局は「将棋に関心を持っていただくきっかけにできれば」観光にも興味

[ 2023年5月8日 19:42 ]

<第72期ALSOK杯王将戦・王将就位式>杉本八段(左)から花束が贈呈される藤井王将(撮影・藤山 由理)
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の就位式が8日、東京都文京区の東京ドームホテルで行われ、タイトルを初防衛した藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む6冠=に贈位状、王将盾などが贈られた。羽生善治九段(52)との対決で、大注目となった今シリーズ。通算4勝2敗で藤井が制し、王将連覇を果たした。

 就位式を終え、会見に臨んだ藤井王将は、タイトル戦が続く中での就位式やファンとの触れ合いについて「やっぱり普段の対局ですと、ファンの方と直接お会いする機会はなかなかないので、自分としてもこういった機会を作っていただくことは励みにもなりますし、それを上手くプラスにしてこれからも対局が続くので良い状態で臨めるようにやっていけたらと思います」と良いモチベーションになっていると語った。

 また、6月から始まる棋聖戦では自身初となる海外対局がベトナム・ダナンで行われる。「海外対局の話を聞いた時は驚きもあったんですけど、初めてのことですし、自分としても楽しみに思っています。こういった対局を海外の方に将棋に関心を持っていただく1つのきっかけにできればと思います」と前向きに受け止めた。

 鉄道好きとして知られるだけに乗ってみたい電車を尋ねられると「ベトナムの鉄道についてはまだ調べてなかったんですけど」と笑い「まだ、具体的なスケジュールを知ってるわけでないのですが、せっかくの機会なので対局以外にもどこか足を伸ばして観光できればと思います」と心待ちにした。

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