「どうする家康」本多忠勝、血まみれも強弁「かすり傷一つ…」ネット爆笑「自称」「斬新」57戦無傷伝説

[ 2023年5月8日 05:30 ]

大河ドラマ「どうする家康」第17話。浜松城に帰還した本多忠勝(山田裕貴・左)と本多忠真(波岡一喜)は満身創痍だったが…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は7日、第17話が放送され、徳川家康の人生最大のピンチとされる「三方ヶ原の戦い」(元亀3年、1573年)が描かれた。反響を呼んだシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第17話は「三方ヶ原合戦」。武田信玄(阿部寛)は徳川の拠点を次々に制圧。打つ手のない徳川家康(松本潤)は、織田信長(岡田准一)の本軍が加勢にくるまで浜松城に籠城すると決める。しかし、武田本軍は予想外の行動に出る。何と浜松城を素通りし、西へ向かおうとする。このまま武田軍を通すと、遠江の民から見限られ、信長の逆鱗に触れる。何より、瀬名(有村架純)ら家族のいる岡崎城が危ない。打って出るべきか、籠城を続けるか――。家康は究極の選択を迫られる…という展開。

 「三河一向一揆」「伊賀越え」と並び、徳川家康の“3大危機”に数えられる「三方ヶ原の戦い」。

 見附城付近。本多忠勝(平八郎、山田裕貴)と叔父上・本多忠真(波岡一喜)が武田最強・山県昌景(橋本さとし)の“赤備え部隊”と相まみえた。浜松城に帰還した2人は満身創痍。忠勝は顔も血まみれだったが「手当ては無用。見ての通り、かすり傷一つ負わなんだので。返り血じゃ!」と強がった。

 忠勝は生涯戦うこと57回、かすり傷一つも負わないと謳われる戦国最強武将の1人。「かすり傷」がSNS上で話題のワードとなり「かすり傷の定義よ」「一言坂の戦い(三方ヶ原の戦いの前哨戦)後の忠勝、めっちゃ笑った」「自己申告だったとは」「伝説の始まりを見られて面白かったw」「自称だったの、家族で爆笑でした」「忠勝の『かすり傷一つない』エピをこんなふうに描くの、なんか斬新」「来週の予告編だけでウルウル来てしまいました。忠勝様…叔父上…」などの声が相次いだ。

 次回第18話(5月14日)は「真・三方ヶ原合戦」。惨敗した徳川軍に一体、何が起きたのか。その“真実”が明かされそうだ。制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは「三方ヶ原の戦いは、これまで大河で描いたことがない圧倒的なスケール感で家康・信玄の直接対決を描きます」と語っている。

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