「らんまん」従者→相棒 竹雄の名字が突如判明!ネット驚き「新鮮」明治初期に平民苗字の法令

[ 2023年5月8日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第26話。竹雄(志尊淳・奥右)の名字が判明(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(29)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第26話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第26話は、東京に着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、野田基善(田辺誠一)らがいる博物館へと足を運ぶ。野田から東京大学への紹介状をもらい、その後は名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)と再会。佑一郎に下宿先を紹介してもらっていたのだが、植物標本などの荷物がかさばり…という展開。

 万太郎は野田と1年ぶりに再会。「土佐植物目録」を手渡し「こちらはわしの相棒で、井上竹雄と言います。植物採集も、ずっと手伝うてくれよりました」と紹介した。

 この日のオープニングタイトルの出演者クレジットにも「井上竹雄 志尊淳」と表記。SNS上には「竹雄に苗字が!」「そりゃ明治だから名字くらいあるよな」「竹雄の苗字、井上だったのには驚き」「名字あったんやね。新鮮や」「従者から相棒になったからか」などの声が相次いだ。

 万太郎のモデル・牧野富太郎博士の生家は、造り酒屋「岸屋」。その番頭が井上和之助という名前だった。

 平民苗字許容令が出されたのが明治3年(1870年)、平民苗字必称義務令が出されたのが明治8年(1875年)。今作は万太郎が名教館に通い、小学校を退学した第2週(4月10~14日)が明治4~7年にあたる。

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