多発性骨髄腫の宮川花子が1450日ぶりのNGK出演決定、コンビで漫才 1日に舞台復帰し体調に問題なし

[ 2023年5月8日 15:41 ]

5月1日、舞台に1422日ぶりに漫才を披露した宮川花子(左)と宮川大助(吉本興業提供)
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 夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」が大阪ミナミの「なんばグランド花月(NGK)」で9日開催の公演「ノスタルジック演芸Vol.7」に出演することが8日、発表された。

 病気療養中の宮川花子(68)がNGKの舞台に立つのは昨年4月3日の吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」以来。NGKで漫才を披露するのは19年5月20日以来1450日ぶりとなる。

 1日にNGKの地下にある「YESTHEATER」で特別公演「おまたせ!」を開催し会場は満席。花子が車イスに、夫で相方の大助(73)がイスに座っての漫才は予定を大きくオーバーしての22分間。“花子節”で爆笑の渦を巻き起こした。

 公演後の会見で花子自身も「車イス(での漫才)に抵抗はなかった」と満面に笑み。体調を考慮して「まだ発表したらアカンの?」と花子が担当者に問いかけ、NGKでの公演の即日発表は見送られたが、久々の舞台の後も体調に問題なく、公演参加が決まった。

 共演はちゃらんぽらん冨好(62)、ケツカッチン、しましまんず、へびいちご、シンクタンク、青空ら。

 花子は19年12月に血液がんの一種、多発性骨髄腫を発症したことを公表。「すぐに元気になって、戻れると思ってた」という病気が“不治の病”であることを知り、闘病生活がスタート。その後、入退院を繰り返し、昨年10月には肺に水が溜まって心肺停止の状態で救急搬送された。現在も月1回の科学的治療を受け、薬を1日60錠飲むなど、自宅療養を続けている。

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