還暦再婚 花の82年組元アイドル・新田純一という男「レッツゴーヤング」で注目 マッチにそっくり話題

[ 2023年5月8日 19:30 ]

還暦の誕生日にプロポーズした新田純一
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 俳優の新田純一(60)が再婚する。還暦の誕生日の8日、自身の節目を祝うゴルフコンペの会場で公開プロポーズした。お相手は約20年前から事実婚状態だった2歳年下の聡子(としこ)さん。演歌歌手、八代亜紀のヘアメークを担当する女性だ。新田はスポニチアネックスの取材に「実はずっと事実婚でパートナーという関係でしたが、還暦の記念日にけじめをつけようと思いました」と残りの人生を聡子さんと家族として歩む決心したことを明かした。

 1982年に歌手デビュー。中森明菜、小泉今日子、石川秀美、早見優、堀ちえみ、松本伊代、三田寛子、シブがき隊ら人気アイドル大豊作の年だったことから「花の82年組」と呼ばれた。

 フジテレビのオーディション番組「君こそスターだ!」での合格がきっかけで芸能界入り。1981年にNHK「レッツゴーヤング」で「サンデーズ」のメンバーになり、一躍注目された。翌82年のデビュー曲は「Hop・Step・愛(LOVE)」。当時、田原俊彦、野村義男、近藤真彦の「たのきんトリオ」が人気絶頂期で、新田は「マッチにそっくり」とも評された。実際に街中で間違われることも多く「マッチ!」と黄色い歓声の中で握手を求められたこともあった。また「当時行われていた芸能人水泳大会や運動会で『マッチが優勝』って記事なのに、使われているのは僕の写真…っていうのは結構ありました」という。「自分ではそんなに似てるかなあ?って思っていましたけど」と報道機関にまで間違われていたことを明かしている。

 アイドルの資質に十分な端正な顔立ちと存在感を持ちながら、ほかのアイドルに間違われるのは、忸怩(じくじ)たる思いがあったはずだが「マッチの方が1歳年下ですけど、デビューが早いので仕方ないです」と振り返っている。

 1980年代後半へ向けて徐々にバラエティーでトーク力を発揮するアイドル「バラドル」の台頭や音楽界でアーティスト志向が強まる中、新田は85年、日本テレビ年末時代劇「白虎隊」で時代劇に初挑戦。この時の主演・里見浩太朗が俳優への道へ進む「恩師」となった。日テレが紅白にぶつけ、年末の風物詩ににもなっていたこの大型時代劇に、新田は4年連続で出演。NHK大河ドラマ「独眼竜正宗」(87年)、映画「アウトレイジ」(2010年)など、ドラマや舞台、映画に活動の場を広げていった。

 現在は八代亜紀がパーソナリティーを務めるラジオ日本「ムーンラウンジ846」にレギュラー出演中。また、ファスティングのスクール「ファスティングマイスター学院」(東京都墨田区)の顧問に就任、ファスティングの指導という新たな道でも活動している。

 8日は千葉県市原市のベルセルバカントリークラブ市原コースで「新田純一 還暦祝 ゴルフコンペ」が開催されていた。ラウンドが終わった後の表彰式で、新田は聡子さんを壇上に呼び「結婚してください」とサプライズの公開プロポーズを行った。誕生日のお祝いに駆け付けた里見浩太朗、コンペ参加者らは一瞬驚いた様子だったが、すぐにおめでたいシーンの“証人”となったことが分かって大喜び。聡子さんも「はい」とOKを出し、会場は「おめでとう」の掛け声と拍手で包まれた。

 新田と聡子さんは、八代亜紀と共演した現場で何度が顔を合わせて知り合い、約20年前に事実婚のパートナーに。これまで「再婚」と報じられていたが、実は婚姻届を出してはいなかった。お互いに離婚を経験し、子供もいたことから、事実婚を選択したという。現在は子供たちも自立。新田は「これから聡子さんと家族として一緒に道を作っていきたいと思います」と決意を話した。

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