岡本健一 93年「男闘呼組」突然活動休止の真相明かす 「活動休止になった原因っていうのは…」

[ 2023年5月8日 11:53 ]

岡本健一
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 4人組ロックバンド「男闘呼組」のギタリスト・岡本健一(53)が8日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM特別番組「眠りにつく前に」(前2・00)に出演。1993年の活動休止の真相を明かした。

 バンドは93年6月に突然活動を休止。昨年7月、29年ぶりに1年間の期間限定で復活した。4月末から21都市52公演のラストツアーがスタート。8月に行われる東京・日本武道館での最終公演をもって解散するが、4人の音楽活動は継続。今月6日にはメンバーが中心となって新たに結成されたバンド「Rockon Social Club(ロックオン・ソーシャル・クラブ)」のワンマンライブも行った。

 「特に今回に関しては、もともと男闘呼組を8月で自分たちの手で解散するっていうのを決めての再活動。どうやってがっつり終わらせるかっていう。毎公演いろんな場所に行って、(活動休止でツアーが中止になった)93年にまわれなかった所になるべく行けるようにして。それを思ってやってたんだけど、Rockonは始まり。6日のライブは初めてのワンマンで、ある種スタートの感じ。終わらせるのと始まるのが同時に来た感じで、違うテンションになった」と振り返った。

 活動休止となった1993年について岡本は「この頃、レコーディングの仕方もみんなの方向性がバラバラになって。曲もみんな作ってるジャンルが違う、みたいになっていった。それをいいから全部やっちゃおうよって3枚組のコンセプトアルバムを5枚目として出して。6枚目の頃は、もっとバラバラになっちゃってて、知らない曲とかあったりした。曲ができても、“わかったよ、やっときなよ。俺はもうその曲やんない”とかバラバラすぎて。それでもまあいいだろうみたいな感じだったんだけど。若いからっていうのもあるんだけど、22とかだったし…活動休止になった原因っていうのはさ、自分たちのせいなんですよね」と明かした。

 「方向性も人間性もバラバラ。だから、あの時に休止してなかったら、結構大変な感じになってたかもしれないなって。修復不可能になってたかもしれない。険悪とかじゃなく、ほんとにダメだった感じなんですよね。この間ライブでも言ったけど、解散するのは事務所のあれでとか、大人の事情だとか言われてるっぽいのも聞いたりしてたけど、大人の事情でもないし、俺らで自分で決めたこと」とし、「今回解散して続けないのも、今年でちゃんと全部終わるっていう。そっから先のことなんて考えてなくて、俺は。今年だけでもいいから、男闘呼組だけでライブ活動させてもらっていいですかってみんなで共有して。終わったらそこで終わるんでって言ってた話だから」と率直な思いを口にした。

 「途中で俺ら嫌になるとほんとに嫌になっちゃうから、そうなっちゃう可能性もあるけど今のところうまくいってる。そうやってツアーやってると、活動休止した29年間っていうのが今回のためにやってた風にしか思えなくなってきて。しまいには、今回のために男闘呼組デビューしたんじゃね?みたいな。50になってやるために昔があったのかなって感じもしている」と活動再開から全国ツアー、さらに新バンド結成にまで発展したことに感慨深げな様子だった。

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