大阪落語祭 南光「こうして上方の噺家が1つになってイベントができることを嬉しく思います」

[ 2023年1月28日 01:31 ]

「第3回大阪落語祭」の口上に登場した(左から)月亭八光、桂南光、笑福亭福笑、桂福団治、桂文枝、月亭八方、桂米団治(提供・吉本興業)
Photo By 提供写真

 「第三回 大阪落語祭」が27日、大阪・なんばグランド花月で開幕した。初日の口上には桂福団治(82)、桂文枝(79)、月亭八方(74)、笑福亭福笑(73)、桂南光(71)、桂米団治(64)らが登場。吉本興業、松竹芸能、米朝事務所など、所属の違う噺家が一堂に介し「こうして上方の噺家が1つになってイベントができることを嬉しく思います」と南光は表情を緩めた。文枝も「これからも事務所の枠を超えて、一緒の舞台に立ちたい」と同調した。また、NGKの舞台に初めて立った福笑は「ここで兄弟子の仁鶴や月亭可朝さん、先代小染さんが落語をされていたのかと思うと感慨深い」としみじみと語った。

 初日は桂吉弥(51)、月亭方正(54)ら人気者が高座へ。イベントは2月14日まで大阪府内で開催。上方関西落語家約140人が大阪府内10カ所で36公演を予定している。

続きを表示

2023年1月27日のニュース