渡部建「誰ですかって…言えるかい!」 困る番組ゲストめぐり鈴木おさむ氏の“誘導尋問”連発

[ 2023年1月27日 15:52 ]

「アンジャッシュ」の渡部建
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 お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(50)が27日、TOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)にゲストで生出演し、自身の芸能生活で培った会話術について語った。

 20年6月に複数の女性との不倫が報じられ、芸能活動を自粛した渡部は、昨年2月の千葉テレビ「白黒アンジャッシュ」で活動を再開した。そんな中、自身のMCなどの経験で培った著書「超一流の会話力」は大きな反響があったといい、「今までグルメ本も死ぬほど出してきて、はるかに売れてるんですよ」と驚いた。

 長くラジオの帯番組でパーソナリティーを務めていた渡部。放送作家の鈴木おさむ氏から「困るゲストとかいたじゃないですか?」と問われ、「しゃべらない人でしょう?困る人って。あと話の長い人じゃないですか?」と返答した。その上で「相づちでコントロールするとか、話をどう引き伸ばすか、どう短くまとめるか、気づいてもらうしかないんですよね。“もっとしゃべって下さいね”とか、“ちょっとあなた話長いですよ”というのを、気づいてもらうような相づちをする」と、テクニックの一端を披露した。

 作品のPR行脚で、飽きてしまったアーティストが来る場合もあるという。渡部は「話す人はいいんですけど、本人がプロモーションに飽きちゃってるパターンがあるじゃないですか?あれは見てられない」と経験談を告白。「“何度もお答えしていて、大変めんどくさいと思いますけど、このアルバムの聴きどころはもう1回、何ですか?”って、予防線を張るんですよ。手を抜くなよ、フレッシュにしゃべれよということを、先に言っちゃうんですよ」と、自分なりのやり方を説明した。鈴木氏からは「それ、誰ですか?」と“誘導尋問”が飛んだが、渡部は「誰ですかって…言えるかい!」とツッコミを入れた。

 また渡部は、バラエティー番組などにCDや出演作のPRに来るミュージシャン、俳優にも言及した。「ふわ~っと適当にやって、最後お知らせがあります…とかって、視聴者に響かないと思う」と指摘。「その代わり、バラエティーの企画をすごい頑張ってくれた役者さん、ミュージシャンの方は、出演者みんなが“よし、この人のアルバムを売ってあげよう”とか、“この人の映画が成功しますように”って気持ちになるんですよ。だから、来たからには一生懸命やってほしいなと思います」と願いを口にした。

 渡部の見解では、本人のやる気の有無で、場合によってはマイナスプロモーションになってしまうこともあるという。「(やる気を見せないと)売れないと思うんですよね。プロモーションにならない。せっかく時間を割いてきてくれているのに、プロモーションにならない」。鈴木氏から再び、「それ、誰ですか?」と意地悪な質問を振られると、渡部は「言わないですよ」と返していた。

 最近では木村拓哉が主演映画「レジェンド&バタフライ」のPRで多くのバラエティー、トーク番組に出演している。鈴木氏は、「木村拓哉君とかすごいよね。映画の宣伝だけど、おもしろいよね。とにかくおもしろくしようという」と、木村のプロ意識を絶賛。渡部も「一流ですよ、超一流」と同意した。

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2023年1月27日のニュース