三浦瑠麗氏「めざまし8」欠席 夫・清志氏の詐欺疑惑余波で“テレビ出演見合わせドミノ”

[ 2023年1月27日 05:08 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が26日、コメンテーターとして出演しているフジテレビの情報番組「めざまし8」(月~金曜前8・00)を欠席した。夫の清志氏が経営する太陽光発電に関する投資・コンサルタント会社が、詐欺容疑で東京地検の家宅捜索を受けたことを受け、同局が出演見合わせを判断した。番組冒頭に永島優美アナウンサー(31)が「三浦瑠麗さんはお休みです」とだけアナウンスした。

 三浦氏は、家宅捜索を受けた20日、公式サイトで「私としては全く夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない」とコメントした。ただ、問題視されているのが、三浦氏が過去に夫の事業内容を後押しするような発言をしていた点。過去にメンバーを務めていた「成長戦略会議」で「荒廃農地の太陽光発電に対する転用はぜひやっていただきたい」などと発言。テレビ局関係者は「事業にはタッチしていなかったかはグレーという印象になってしまっている」とし、イメージを気にするテレビ出演は難しいとの見解を示した。

 フジテレビに続き、三浦氏のシンクタンクの公式サイトに掲載されていた27日放送のテレビ朝日「朝まで生テレビ」(深夜1・25~)の出演情報も削除された。テレビ朝日は取材に「制作過程についてはお答えをしておりません」と回答したが、三浦氏が論客として頭角を現した番組も厳しい判断を下したとみられる。テレビ局側の“出演見合わせドミノ”が発生している状況だ。

 民放関係者によると、テレビ出演は文化人枠で「番組1本10万円ぐらいでそれほど高額ではない」という。講演は「1本100万円程度」で年収にして数千万円の減収とみられる。

 「今後、少なくとも夫の身の潔白が完全に証明されるまではテレビ出演は見送られるだろう」と見合わせは長期にわたる可能性も。さらに「事業に本人が携わってないことが証明されても、一度ついたイメージは重い。また論客として復活するには、会見など持ち前の突破力を発揮するしかないのでは」などの声が上がった。

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2023年1月27日のニュース