NHK武田真一アナ 退局報道について語らずも意味深発言「アナに向いてないと思うことは今でも」

[ 2023年1月27日 17:59 ]

NHKの武田真一アナウンサー
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 NHK大阪放送局の武田真一アナウンサー(55)が27日、キャスターを務める「ニュース きん5時」(金曜後5・00)に生出演し、退局が報じられたことについて言及しなかった。

 武田アナの退局は「デイリー新潮」が25日に報道。スポニチ本紙の取材では、武田アナは局側にフリー転身と「2月いっぱいで局内の仕事に区切りをつける」と伝えている。

 この日は武田アナが、同局系ドラマ「探偵ロマンス」(土曜後10・00)に出演中の俳優・草刈正雄にインタビューする様子が放送された。草刈が若き日に俳優業への葛藤を持った際、「芝居の中に浸かっていないと。僕の場合はそうじゃないとダメじゃないかな」と話したことに、武田アナは感銘を受けた様子。「僕もアナウンサーに向いてないんじゃないかなと思うことは今でもあるんですけど、そんな時でもこの仕事をやり続けるしかないという。“浸かる”とおっしゃってましたけど、そのお言葉には目が覚める思いでした」と、意味深な言葉を口にしていた。

 武田アナは1990年に入局。08年から17年の約9年間、ニュース番組「NHKニュース7」でメインキャスターを務めた。その後「クローズアップ現代+」のMCなど、報道畑を中心に活躍。16年には紅白歌合戦の総合司会を務めるなど、耳当たりのいい落ち着いた語り口と、さわやかな雰囲気で人気を博した。21年に大阪放送局へ異動していた。

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2023年1月27日のニュース