カズレーザー 広域強盗の“闇バイト”巡り「タレコミしやすい構造に…警察側が最低限の命の保証とか」

[ 2023年1月27日 11:27 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(38)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。関東地方を中心に相次いだ広域強盗事件について言及した。

 警察庁によると、広域強盗事件は昨年以降、関連が疑われる窃盗などの事件を含め14都府県で少なくとも計20件発生。一部の事件で実行役とみられる10~30代の三十数人を逮捕した。一部の事件で「ルフィ」などと名乗る人物がフィリピンから実行役に指示を出した疑いがあり、実行役の多くはインターネット上の「闇バイト」に応募して集まったとみられる。指示役としては、ほかに「キム」「ミツハシ」の名前も挙がっている。

 カズレーザーは、闇バイトについて「こういうバイトに手を染める人、そういう人の肩を持つ気は全然ないんですけど」とした上で、「判断が効かなくそういうバイトに申し込んで、自分の個人情報を握られてるから協力しちゃうってケースがあると思うんですけど、何人か現場に行ったけどタレコミした人がいて、そこから逮捕につながったケースがあったから、そういうタレコミしやすい構造になっていればいいと思いますね」と自身の考えを話した。そして、その理由を「自分の個人情報を握られていて犯罪に協力せざるを得ないとなった時に、警察側がタレコミしたら保護してくれる、最低限の命の保証とかしてくれるってなったらみんなタレコミしやすくなるし、そうするとこういう犯罪組織もネットとかを介して人を集めると、裏切るやつが出てくるんだってなれば、こういう犯罪をやりづらくなる。わりに合わないってなれば犯罪は減ると思うんです。なくすことは無理なんで、減らすような制度にするのがいいと思います」と説明した。

続きを表示

2023年1月27日のニュース