「はじめの一歩」森川ジョージ氏、最終回に言及「無理のきかない年齢になってきたのも明らか」

[ 2023年1月27日 11:32 ]

森川ジョージ氏
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 「はじめの一歩」漫画家の森川ジョージ氏(57)が27日、自身のツイッターを更新。1月17日の誕生日で漫画家人生40年を迎えたことを報告した。

 「はじめの一歩」は、「週刊少年マガジン」(講談社)で1989年から連載を開始したボクシング漫画。ド迫力の試合描写が週刊漫画の常識を覆すクオリティーの高さで、現在136巻まで発売されており、最新作となる137巻は今年3月16日発売を予定している。

 この日、森川氏は「17歳でデビューしたので1月の誕生日をもって漫画家40年になりました」とつづり「そのうちの34年ははじめの一歩です」と報告。「わりと長いと思いますが誇れるものはほとんどありません。自分で連載を終わらせたことがないからです。一歩の最終回は決めてあるので読者の皆さんと一緒に迎えられたらいいなあと思います」と、最終回の構想は決まっていると明かした。

 続けて「しかしまあ…連載は生き物なのでどう変わるかわかりません」といい「今までも全くコントロールできませんでした」と回顧。「最終回を円満に迎えられると思うのは傲慢ですし、無理のきかない年齢になってきたのも明らかです。漫画と自分の体力があるうちになるべく早くゴールに辿り着きたいです。一歩の最終回を自分の目で確認した時、ようやく一作描き終えて一人前の漫画家になれたと思えるのかなあ」と記した。

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