サッカー日本代表に“足の神様”のご加護はあるか 「今回も必ず、神様は助けてくださると思います」

[ 2022年11月30日 05:00 ]

“足の神様”として知られる大阪・豊中の「服部天神宮」で必勝祈願の祝詞を挙げた加藤芳哉宮司
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 勝てば決勝トーナメント、負ければ敗退の背水の陣を迎えるサッカーW杯日本代表。最後は神頼み!?“足の神様”として知られる大阪・豊中市の服部天神宮では第3戦前日の12月1日にも必勝祈願の祝詞が挙げられる。

 11月23日、大会初戦の朝に「サッカーW杯日本代表必勝祈願祭」と題して、加藤宮司らが「選ばれし26人の選手、森保監督ら手、足などにケガせず万全を期して、勝ち名乗りを挙げられますように…」と言う祝詞を挙げ、必勝祈願。1998年に日本代表がフランスW杯に初出場した時から続く「必勝祈願祭」で、加藤芳哉宮司(63)は「今回も心を込めてお祈りいたしました。ピンチを乗り越えたのも神様のおかげです」と力を込めた。その甲斐あってか、V候補・ドイツに逆転勝ち。だが、コスタリカに敗れ、今度は苦境に立たされた。

 ドイツに劇的勝利した直後も「まだ、何も決まってません。甘く見たら足下をすくわれる」と“予言”していた加藤宮司。それでも「4年前も決勝トーナメントに行きました。今回も必ず、神様は助けてくださると思います」という。

 服部天神宮はプロ野球阪急OBの盗塁王・福本豊氏(75)や、サッカー界のレジェンド・釜本邦茂氏(78)らトップアスリートが「足をケガしないように」と通った場所。今年2月の冬季北京五輪前には、男子フィギュアスケート・羽生結弦選手(27)の足のケガを心配する多くのファンが“聖地”として絵馬を奉納し、祈りを捧げたことでも知られる。

 サッカー界でも、ガンバ大阪の選手が揃って来宮。元日本代表MF・遠藤保仁(42=磐田)や、今大会ドイツ戦で同点弾を叩き込んだ堂安律(24)の絵馬も飾られている。24日早朝から、ドイツ戦勝利を喜んだファンも詰めかけた。その後も連日、サッカーファンが祈りを捧げている。次戦・スペイン戦に“足の神様”の祈りが届くか。

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2022年11月30日のニュース