前園真聖 伊東、三笘の2大スピードスターに期待「カウンターに入ったら2人のスピード生きる」

[ 2022年11月30日 19:32 ]

元サッカー日本代表の前園真聖
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 サッカーの元日本代表MFでタレントの前園真聖(49)が30日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組で、12月1日(日本時間同日深夜4・00)にスペインと戦う日本のキーパーソン2人をピックアップした。

 勝てば決勝トーナメント進出、負ければ敗退が決まる重要な一戦。前園が挙げたのは、伊東純也(29)と三笘薫(25)の両MF。「両サイドのウイングと呼ばれるポジション、まさに左右の翼ということですけど、彼ら2人が攻撃を牽引して、両サイドを切り崩す選手たち」と、2人の役回りを解説した。

 2人の持ち味が、それぞれタイプの違うスピード。前園はまず伊東について、「ボールを持ってもすごいんですけど、ボールを持っていない時にもスピードがずっと落ちない」と、長時間続く縦への突破力を挙げた。番組では、伊東が長く速い縦パスに、DFと競り合いながら数十メートル、快足を飛ばす場面がVTRで流され、前園は「こういうシーンが見られればスペインのディフェンスを切り崩していける」と期待を寄せた。

 一方で三笘については、「彼はたくさんボールを触りながら相手を切り崩していくタイプ」とし、「初速がめちゃめちゃ速いです。ストップしてからトップスピードに入るのがめちゃめちゃ速いですね。最初の10メートル、20メートルは、伊東選手よりもしかしたら速いかもしれない」と分析した。

 スペインは、圧倒的なボール支配率で多くの攻撃チャンスを作るスタイル。前園は「ボールを持たれる時間は長いと思いますけど、カウンター入った時に彼ら2人のスピードは非常に生きてきますし、1対1の状況になった時に必ず1人を抜いてくれる。そうすると、局面を打開できますからね。数的優位を作れると思いますね」と、前向きな見通しを語った。

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2022年11月30日のニュース