「鎌倉殿の13人」公暁瞬殺の裏側 手品?刀キラッ→即、血べっとり…ブレない三浦義村&首桶にネット戦慄
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俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は今月27日、第45回が放送され、ついに鎌倉最大のミステリーにして鎌倉最大の悲劇「実朝暗殺」が描かれた。建保7年(1219年)1月27日、雪が降り積もる“運命の夜”の鶴岡八幡宮大階段。安寧の世を目指した3代鎌倉殿・源実朝は志半ばの夭折。「神回」などとSNS上の話題を集めた同回を演出した安藤大佑監督に撮影の舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河8作目にして初主演に挑んだ。
第45話は「八幡宮の階段」。右大臣に昇進した3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)は拝賀式を終え、鶴岡八幡宮の大階段を下り始める。「覚悟!義時!」。大銀杏の陰に潜んでいた公暁(寛一郎)が列を襲撃。太刀持ちを斬りつけた。しかし、太刀持ちは公暁が狙った北条義時(小栗)から源仲章(生田斗真)に入れ替わっていた。仲章は悲鳴。公暁の門弟に背後から刺されると血を吐き「寒い…。寒いぞ…。寒いんだよ!」。公暁は人違いに気づいたものの、仲章にトドメを刺した。
そして対峙し、見つめ合う実朝と公暁。実朝の脳裏には“おばば”こと歩き巫女(大竹しのぶ)の声がよみがえる。「天命に逆らうな」――。実朝は北条泰時(坂口健太郎)に手渡された小刀を落とし、公暁に向かって頷いた。
公暁が斬りかかり、実朝の血が雪を赤く染める。「阿闍梨公暁、親の敵を討ったぞ!」。しかし、読み上げる途中に声明文を実朝の亡骸の上に落としてしまい、血がついて読めない。義時は「斬り捨てよ!」。公暁は警固の兵から逃げた。義時は九死に一生を得る。北条時房(瀬戸康史)は「兄上は天に守られているようです」とつぶやいた。
一目だけでも政子に会いたい公暁は、御所に忍び込む。「知らしめたかったのかもしれません。源頼朝を祖父に持ち、源頼家を父に持った、私の名を」「公暁…。結局、私には武士の名はありませんでした」「4代目は私です。それだけは、忘れないでください」と祖母に告げ“鎌倉殿の証しの髑髏”を抱えて姿を消した。
そして三浦館にたどり着き、乳母夫(めのと)・三浦義村(山本耕史)に助けを求めた。2代鎌倉殿・源頼家(金子大地)の死の真相を知らぬ公暁に暴露し、義時と実朝を許してはならないと焚きつけた義村だったが、義時に詰問され、既に謀略を白状。食事中の公暁を背後から刺した。首桶を義時に差し出し「この先も三浦一門、鎌倉のために身命を賭して、働く所存にございます」と忠誠を誓った。
クライマックス続きのこの回。安藤監督は「本懐を遂げられなかった時点で、ある種、公暁は既に死んでしまっていたのかもしれません。そう考えると、公暁の最期をあっけなく描くことで義村の怖さが際立てば、と狙いを定めました。公暁を散々焚きつけておきながら、作戦が失敗に終わると、こうも瞬時に身の振り方を変えて首を取ってしまうのは、驚くというよりも全然彼らしいアクションですよね」と演出の意図を明かした。
第40回「罠と罠」(10月23日)。弟・三浦胤義(岸田タツヤ)は、盟友・義時に味方しながら、隙あらば和田義盛(横田栄司)に付こうとしている兄の言動を非難。義村は「そうやって俺は生きてきた。上総、梶原、比企、畠山、幾人が滅んだ。三浦はまだ生き残ってる。つまりは、そういうことだ」と処世術を言葉にしていた。
公暁討ちも、当然といえば当然の選択だった。安藤監督は「『義村って、こういう奴だよね』という初回から一貫してブレない人物像を、もう一度ここでくっきり描くことで、義時とは違うベクトルの恐ろしさを視聴者の皆さんの心に刻めれば、と考えました。義村が公暁にドドメを刺した次の瞬間、首桶に切り替わるのも、そのためです。僕としては、このシーンの最初は逆に、公暁と義村が普通に会話をし始めた感じになるように心掛けました」と強調。山本も自身の動きに工夫を凝らした。
「例えば、義村の刀がキラッと見えた次の瞬間には、もう刀に血が付いている、というのは耕史さんのアイデア。これは(カメラの)フレームの外に美術さんが寝っ転がって、耕史さんが刀を下ろした瞬間に血を付けて、耕史さんが戻すという古典的な手法でトライしました」
一瞬にして血が付き、手品のように見えた場面だが、SNS上には「義村が公暁にトドメを刺した後に刀を抜く時の描写が生々しくて血の気引いた」「平六の刀を抜く仕草スゴ。本当に人体から刀を抜いているような質感のある動きだった」「首桶は早くクランクアップしろ」などの声が続出。今作の撮影現場は、キャスト・スタッフ一体となった創造力が武器。義村の不気味さに拍車をかけ、視聴者に戦慄が走った。
◇安藤 大佑(あんどう・だいすけ)2008年、NHK入局。最初の赴任地・佐賀局時代の10年には、ショートドラマシリーズの一編「私が初めて創ったドラマ 怪獣を呼ぶ男」(主演・星野源)の作・演出を手掛けた。12年からドラマ部。大河ドラマに携わるのは13年「八重の桜」(助監督)、14年「軍師官兵衛」(助監督)、17年「おんな城主 直虎」(演出・1話分)に続いて4作目。「鎌倉殿の13人」は第10回「根拠なき自信」(3月13日)、第14回「都の義仲」(4月10日)、第19回「果たせぬ凱旋」(5月15日)、第24回「変わらぬ人」(6月19日)、第28回「名刀の主」(7月24日)、第45回「八幡宮の階段」(11月27日)を担当した。
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